いじめ14歳のMessage | kiriのblog

いじめ14歳のMessage



著者: 林 慧樹
タイトル: いじめ14歳のMessage

さて、本日3冊目の感想です。
本当はまだまだ感想を書きたい本があるのですが、
この辺でそろそろやめておくことにします。

この本は、ある友達に薦められて読みました。
主人公と同い年だということで共感を持ちました。

どんな事があっても絶対に自分から命を絶ったらいけない。
なぜなら、人は愛し愛されるために生まれてくるのだから。


これは、この本の主題の文です(一部改変)
この小説により、今の子供の社会にある“いじめ”という事実、
そして、自殺をしてはいけないということを訴えかけてきます。

はっきりいって始めは、文体が幼いし、一人称で書かれているし、
つまらないと思っていました。
でも、徐々に読み進めているうちに、この中学生らしい
素直な文章こそがこの物語にぴったりだと思えるようになりました。

この本を読んだ人の反応には二通りあると思います。
一つは、切なくなって、この現実を変えたいと思う反応。
そして、もう一つは、こんな本くだらないと思う反応。
後に書いたような反応をするような人は、
きっと、誰かをいじめているんじゃないかとさえ思います。

あんまり詳しく感想を書くと、
ネタバレしそうなのでこの位にしておきます。

とにかく、心が切なくなって泣けます。
この現実を変えたいと切実に思えます。
ぜひ、みなさん読んでみて下さい。
本当にお薦めの1冊です。