あすなろ物語 | kiriのblog

あすなろ物語



著者: 井上 靖
タイトル: あすなろ物語

本日2冊目の感想です。

この本は、著者、井上靖さんの自伝的作品だそうです。
主人公である鮎太の少年時代から青春時代を経て、
壮年時代までの成長を全部で6つの物語で描きます。

この、『あすなろ』とは、ある説話からきているようです。
その説話とは、あすなろの木は“明日は檜になろう”と
念願しながらついに檜にはなれないというものです。

鮎太は、様々な人々と出会い、そして別れを繰り返しながら、
だんだんと成長していきます。

俺も、たくさんの人に支えられながら生きている
ということに気がつかせてくれた1冊でした。